豊橋で造園業創業から50年ほど経、今では3代目が頑張っている。 時代の流れに飲み込まれそうになりつつも、 喘ぎもがきながら、 個人住宅等の造園から管理剪定、設計と奮闘し、 そして本来は造園の分野である エクステリアも手掛け、 会社は零細で古くても、個性的で新しい庭を目指して頑張る 作庭家の日々。

2011年01月03日

めでたくもあり めでたくもなし

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門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし(狂雲集)

これは一休さんでお馴染みの、一休宗純の作と言われている。

年を重ね、自分もなんとなくこれが分かるような年代になってきたのだろうか。

直訳すれば、毎年門松を飾るたび一つずつ歳をとり、だんだん死に近づいていくので、これを飾る正月は、死への旅の一里塚のようなものだ
と、言う事になるらしい。

この歌は、昨年一年、無事に何とか過ごせたからこそ言えることであり、
元旦、一年間という一定な区切りの間の過去の自分を振り返り、
たぶん来るであろう今年一年間、
いつ旅立とうとも今現在ここに確実に生きている。
そして今年一年どう生きていくか考える地点ではないだろうか。
                                  葉衣居にて

我が家の庭で
春を待つ者達
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不老長寿の象徴
神を待つ

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カルミアの花芽  白
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カルミアの花芽 サラー
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アセビの花芽 アケボノ
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エリナカスケードの花芽
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カンツバキの蕾
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ネリネ
南アフリカ原産
ヒガンバナの仲間
なんの花か分からず球根で我が家に移住してきた


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ヒメサザンカ
先日に仲間入り
まだ花を見てなく、咲くのが楽しみだ。

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トキワガキ
ロウヤガキとは違い常緑

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冬枯れの我が家の桜、今年も綺麗に咲いてくれる事を祈る。
”花は桜木、人は武士、柱は桧、魚は鯛、小袖はもみじ、花はみよしの”
                        一休宗純


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posted by plants at 12:50| 愛知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 花、花木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月04日

水をあげたい

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ロビラキ(炉開き)
ツバキ科ツバキ属
耐寒性常緑小高木2〜4m
花期 9〜4月 
咲き方 淡桃〜桃色 一重 平開咲き 茶芯 極小輪


今年の正月は、、、
寝正月、何故か昔の様に、晴れがましい気分にはなりきれない。
景気のせいなのか、歳のせいなのかは分からないが、
今日の曇り空の様にすっきりしない。

そんな静かな正月を過ごしていると、犬達が騒ぎ出した。
表に出ると郵便配達だ。そう、年賀状の配達だった。
昔は沢山あり、また芸術家からの変わった物も有り、
或る銀行の年賀状展に持ちに来たものだが、今ではもう付き合いも途切れたり、亡くなったりで、数少なくなってしまった。

早速部屋に持ち帰り見ていると、これは、、、
ある著名な作家の方からのハガキの中に、一言だけ、
明日枯れる花にも
    水をあげたい。


これは、重い言葉には違いないが、こんな無学の自分にはどう理解して良いのやら。
ものすごく慈愛に満ちた言葉で、希望と勇気を持てという事なのか。
それとも、自分に甘えて理解して良いのか、これは絶対違う、
だとしたら、、、、、、

その夜、本を見ていると偶然に、
これだと思い書きとめた言葉は、
たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日わたしはりんごの木を植える。
これは16世紀、宗教改革を行った、マルチン・ルターの言葉らしい。
何が起ころうとも希望の芽を自ら摘むことはしないで、いまがどんな辛い状況であろうとも、将来に希望を持ち続けることが大切で、やるべきことを放棄せずにこなしていくことが、自分のとるべき道なのだというような事を教えている。

これらに共通するところは無いだろうか。やはり、重い言葉だった。
これを頂いて今年の抱負とさせてもらおう。
                                        葉衣居にて


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ロビラキ(炉開き)
新潟県栃尾市で見付かり、原木の樹齢は100年以上
炉開き(風炉を閉じて地炉を開く旧暦10月、新暦11月の行事)のころに花の盛りを迎えることが名前の由来で、1980年に命名された

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ロビラキ(炉開き)
ユキツバキとチャの自然交配によって誕生した
ツバキになくてチャにあるカフェンやテアニン等の成分が含まれている
葉は茶の葉にそっくり
最近、ユキツバキとチャではなく、ヤブツバキにチャの花粉で誕生したという説あり。

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原種サザンカ
ヒメサザンカと言う事で、購入したがその名はは違うようで、
事実はまだ不明だが、今のところ
原種サザンカの名が近い。


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或る神社のクスノキ

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或る神社のクスノキ

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或る神社のカシ
やはり御神木
しめ縄がかかっている。


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或る神社のカシ

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スイセン
木々の間にひっそりと咲いていた。
今まで気が付かなくて、
ごめん。

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だるま南天
縁起もののナンテンに、
もう一つ縁起良く達磨を付けよう。
花の少ない冬の、赤がきれい。
鉢植えにも寄せ植えにもok
赤がきれい


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新年おめでとう 
けれど、まだ療養中、
だいぶ顔面麻痺は治ってきた。
もう少しだ、オーレ。


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posted by plants at 21:42| 愛知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 花、花木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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