豊橋で造園業創業から50年ほど経、今では3代目が頑張っている。 時代の流れに飲み込まれそうになりつつも、 喘ぎもがきながら、 個人住宅等の造園から管理剪定、設計と奮闘し、 そして本来は造園の分野である エクステリアも手掛け、 会社は零細で古くても、個性的で新しい庭を目指して頑張る 作庭家の日々。

2015年06月04日

シャリンバイ:紬と絣

2015_05240085.JPG

さて今日の花、シャリンバイ
本州などの南の海岸沿い近くに自生する、バラ科シャリンバイ属の常緑樹。
大気汚染や潮風にも強いため、街路樹や公園にも植えられているのでよく目にする植物だ。

近頃は正月の初詣の時でもあまり見かけなくなってしまった着物姿、
着物地のことはあまり知らないが、
昔呉服屋で聞いた{大島紬}、この名には記憶があり、
このような高いものには手が出ず、化繊の安いものしか買えなかった思い出が残っている。

その頃聞いたのは、「シャリンバイ」当地ではテーチギと呼ばれ、この樹皮や幹にはタンニンが多く含まれているので、
奄美大島では、大島紬の染料として独特技法の泥染めに利用されているという。
泥染めとは絹糸をシャリンバイの樹皮の煮出し汁で色を染めて、泥土の中に入れてその中の鉄分により発色定着させる技法らしい。

さらにもう一つ、沖縄の芭蕉布、これもこの樹液で染めているということらしい。
これはイトバショウというバナナの木の仲間の植物で、当地ではアタイと呼ばれる芭蕉の繊維から、糸を作り、その薄茶色と、琉球藍の紺、このテーチギで染めた濃い茶色で、絣を織ったものが芭蕉布とされ夏の着物などに利用されている。

地元の、身近にある植物・鉱物・生物などをこのように利用し使い切るとは
あらためて先人の知恵の素晴らしさに驚く次第だ。

                           葉衣居にて

花についてはホームページで編集中!

DSC998.jpg


2015_05240083.JPG


2015_05240084.JPG


DSC999.jpg


2015_05240079.JPG



ではまた・・・





posted by plants at 22:58| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花、花木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月26日

6月のジュンベリー

2015_05240203.JPG

バラ科ザイフリボク科の北アメリカ原産の植物。
花はかわいらしく、6月にみのる実は食べられ、ジャムなどにも利用される。
秋の紅葉も美しく、仕立て方によってはメインの庭木にもなる。
他の実ものの庭木と違い、1本でも実がつき、楽しみやすい樹木だ。
このジュンベリー、実はこの個体の名前ではなくアメリカザイフリボク等海外産の品種が多く栽培され
英名ジュンベリー、6月に実がなるので、全体を一般的にジュンベリーと呼ばれるようになった。
しかし同じバラ科のリンゴなどがかかる火傷病が国内に入るのをを防ぐために輸入が規制されているらしい。
挿し木・実生で増やす事が出来る。
性質はホームページで!



2015_05240205.JPG

5〜6月

2015_05240077.JPG

5月

2015_05240076.JPG


IMGP7566.JPG

4月

IMGP7569.JPG


IMGP7624.JPG




posted by plants at 15:58| 愛知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 花、花木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月17日

ゴールデン・チェーン

110.JPG

キングサリ またの名を黄花藤、フジの花を黄色くしたような花だ。
英名のゴールデンチェーンを直訳したその通りの名前
同じマメ科の植物でもフジとはは少し違い、こちらはキングサリ族。
ヨーロッパ中東部の原産、挿し木と種撒きで増やす事が出来る。
しかし、特に種にはアルカロイドが含まれているので、特に注意が必要だ。

植物には進化の過程で、保身・繁栄などの為か独自の化学力を駆使し、毒を得たものが多い。
たとえば、身近なものとしては、ジャガイモの新芽リンゴ・サクランボ・モモ等の種
トマト・ナス等の葉など、普通に目にする物をはじめとし、
庭木ではアセビ・シャクナゲ・フジ・ノウセンカズラ・トチノキ・アジサイ・アザレア・レンゲツツジエニシダ・ニセアカシア・ユーカリ・・・・等
草花では有名なトリカブト・スズラン・フクジュソウ・ドクゼリからチューリップ・スイセン・ヒヤシンス・シクラメン
・アマリリス・ポインセチア・クリスマスローズ・ケマンソウ・スイトピー・・・等数えればきりがない。

きれいな花には毒がある。
人が古代から今までの間に我が身を犠牲にし、身を呈して覚えてきたこの毒の知識、
例えば、これらを逆に薬として利用してきたりもした。
知った上で、花たちに触れ合うのもまた楽しいのでは。
ただ植物たちが意味もなく、毒を得たとも思われない。
それも理解した上で・・・

性質については、ホームページにて編集中!!!

2015_05070107.JPG


109.JPG


113.JPG


2015_05070108.JPG


2015_05070111.JPG


2015_05070138.JPG

                    葉衣居にて

では・・・


posted by plants at 18:47| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 花、花木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
お気付きの点がありましたら、コメントにてお教えください。 庭と木に関すること、知っている限りお答えします。 コメントで! 非表示を希望のコメントは表示しません。 なお庭に関するお問い合わせは当コメント欄にて受け付けます。 連絡先をお知らせ下さい。 にほんブログ村 花ブログ 花木・庭木へ
にほんブログ村 にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 豊橋情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。